1/150姫路城

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島根県出雲市　伊藤 進 様

約１年かけて姫路城のジオラマを完成させました。今回の作品は特に経年劣化にこだわり石垣、白壁、塀、屋根瓦など、ドライブラシ、クレパス等で汚し作業を決行！
　さらに、屋根瓦の白漆喰を筆塗する作業は本物に近づけるため、気の遠くなる作業を楽しく頑張りました。
　土と草は既製品のパウダーでは納得できず、使用済みの麦茶、せん茶、コーヒー豆をすり鉢でパウダーにし混ぜて使用することで、満足のいく質感になりました。
　手造り樹木も、大きすぎると城が小さく見えると思い中小サイズを多数植樹！樹木作りも楽しかった！樹木を前景にして、ローアングルから城を見上げると圧巻でした。自画自賛！

姫路城のスケール感を最大限に表現した見事な作品です。屋根瓦の塗装だけ見ても、その作業に掛かった膨大な時間と労力が分かりますが、同時に一つ一つ出来上っていく時の伊藤様の楽しさも伝わってきます。石垣や樹木、パウダー等、自然を意識した表現もウェザリングした天守の重厚さと相まって迫力満点です。