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2021-10-12

ミニ帆船 サンタマリア ボトルシップ日本丸

千葉県船橋市 森 滋美 様

40年程前、大阪の阪神百貨店で「日本丸・カティーサーク・ゴールデンハインド」の3点セットのボトルシップキット(メーカー名は覚えていません)を買って作ったことがありました(特殊なびんを使ったゴールデンハインドだけが今は残っています)。
それ以来の事として2年程前に秋葉原でミニ帆船シリーズのサンタマリアを見つけて、これでボトルシップを作ってみたいと思い、洋酒びんを探し始めました。後から思えばボトルシップ作りの工程で一番楽しくもあり時間がかかるのはびん探しと中身を空ける作業でした。製作の過程ではどうやったらよいか色々考えながら進めることは楽しくもあり緊張感もありました。その時考えた幾つかは、例えば糸先をボンドで固めると楽に穴を通せるとか、セールを切り取る時ほつれ防止で裏面に塗ったボンドが乾くとセールをカールさせる効果があったとか、引き糸を他の糸を傷つけずにカットするにはどうしたらよいかとか…(写真③)の道具・百均で買ったチャチイけれどリッパーという名の裁縫道具を加工して作ったカッター(3mmのアルミパイプの棒は曲げて作業できるのでその後もとても便利に使えています) 。集めたびんは残っていてとてもサンタマリアは入れられない口内径20.5mmのブランデーびんは日本丸を入れました(写真②手前)。(後略)

美しいボトルに船が収まっている姿に見惚れてしまいます。ボトルシップは仕掛けの面白さが魅力であると同時に、どんなボトルに入れるか、そしてそのお酒の味わいまで含めて完成するものだと森様の作品を見て思いました。カティサークもボトルシップシリーズに新しく加わりました。どんな瓶が合うのか、また森様からステキなお写真が送られてくるのを待っています。製作の参考になるお話もありがとうございます。

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